【子供おもちゃ講座で聞いたこと①】鉛筆を正しく持てますか?指先を使うことの大切さ!
こんにちは!
1歳児育児中のハピトマです。
ご訪問ありがとうございます。
昨日、「子供が育つ遊びのヒント」という講座に参加してきました。
子供にとって良いおもちゃとはどんなものなのか?そして親子で楽しく遊びながら子供が育つ環境づくりとは?というのがテーマで、講師はおもちゃコンサルタントマスター、芸術教育研究所客員研究員の山口裕美子先生。
おもちゃの開発・デザインを手がけたり、Eテレの「いないいないばぁ!」で、親子遊びの監修をされたこともあるすごい方です。
1時間半の講座だったのですが、子育てにおいてとてもためになる情報が盛りだくさんでした!
備忘録も兼ねて、皆さんにもシェアしたいと思います☆
今日はイントロダクションとしてお話してくださった「指先を使うこと」について、思い出しながらまとめてみたいと思います。
指先を使うことの大切さ
指先を使うと脳の発達に良いとされていますよね。
ネットで調べると指先を使うことの大切さについて書かれたページがたくさん出てきます。
今回の講師である山口先生も、やはりおもちゃを通じて指先を使うことの大切さについてお話しされていました。
「こどもまなび☆ラボ」というホームページによると、
「指は第二の脳」や「指は外部の脳」と表されることがありますが、これは手、とりわけ指先を動かすと脳が活性化されることを裏付けているのです。指先を使う遊びを通して大脳をどんどん刺激し、手先の器用さを育む「巧緻性(こうちせい)」を高めると、運動能力、記憶力、思考力、コミュニケーション能力などの高い、賢い子に育つといえるでしょう。
(「こどもまなび☆ラボ」より引用)
とのこと。
指先を使うことでただ器用になるだけでなく、運動能力や記憶力などにも影響してくるんですね!
ですが、山口先生によると、最近の子供たちは指先を使う機会が昔よりも減っているというのです。
鉛筆を正しく持てない子が多い!
突然ですが、鉛筆を正しく持つことはできますか?
私は、できません・・・お恥ずかしながら。
鉛筆やペンを持つ時は、上の写真のように人差し指と親指でつまむように持ち、中指で支えるのが正しい持ち方のですが、私は親指で握るように持ってしまいます。
こんな感じです・・・。
すごく恥ずかしいので小さくしておきます(笑)
字を書きだした頃からずっとこうです。
山口先生曰く、これは指先の力が弱い人の持ち方なのだとか!
小学校三年生の児童に鉛筆を握ってもらい、正しく持てているかどうかの統計があるらしいのですが、統計では10人中6,7人が「正しく持てている」という結果が出ているそうです。
ですが山口先生によると、実際に現場を見ると、たった3割の子供しか正しく持てていないというのが現状だそうです。
鉛筆の持ち方って確か小学校で教わると思うのですが、ほとんどの子が正しく持てないんですね。
それだけ子供たちの指先の力が弱くなっているということです。
では、なぜ正しく持てない子が多いのでしょうか?
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指先を使う機会の減少
指先の力が弱くなってしまった原因のひとつが、昔と比べて指先を使う機会が減ったからなんだそうです。
最初にそう聞いた時は、「そうかなぁ?結構使うけど。」と思ったのですが、先生の話を聞いてなるほど!と思いました。
まず、洋服やパジャマ。
昔と比べて、ボタンが減っているんだそうです。
確かに、子供の服もトレーナーやTシャツなど、ボタンのない服ばかりですね。
あってもスナップボタン。
自分が持っている服も、ただかぶるだけの服が多いです。
パジャマもスウェットばっかりって方も多いのではないでしょうか。
簡単でラクな服が増えた結果、指先を使う機会が減ってしまったんですね。
そして水道の蛇口。
昔ながらのひねるタイプの蛇口って、減っていると思いませんか?
おうちの蛇口はレバー式が多いですし、お店などのトイレの多くはセンサーで水が出る水道ですよね。
最近あまり見なくなったひねるタイプの蛇口ですが、あれも指先を使っていたんですね。
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指先を使うオススメおもちゃ
山口先生が是非お子さんに買ってあげてください!とオススメしてくださったおもちゃがあります。
それは、こまです。
こまって言うと、
こんなクラシックなこまを想像しませんか?
若い方はもしかしたらベイブレードを想像するのかもしれませんが・・・。
この日先生が紹介してくれたこまは、小さい子供でも指先を使って遊べるこまでした。
こんな感じのこまです。
これ、こまなの?と思うかもしれませんね。
赤ちゃんの歯固めとしても使えそうな形です。
この真ん中のボール部分ををつまんでクルっと回すと、
こんなふうに回ります!
1歳や2歳くらいの子供にはちょっと難しいかもしれませんが、つまむ・ひねるという日常ではなかなかしない行為を、こまで遊ぶとできるんですね。
他にも、逆さごまや地球ごま、重心がわざとズレるように作られた変わり種のこまもありました。
まとめ
①指先を使うと脳の発達に良い!
②最近は指先を使う機会が減っていて、指先の力が弱まり、鉛筆を正しく持てない子が増えている!
③指先を使うおもちゃでオススメなのは、こま!
もしかしたらおうちにあるおもちゃや歯固めも、回してみたら意外と回るかもしれません。
子供に「こうやるんだよ~」とお手本を見せてあげてみてください♪
たくさん指先を使う機会を増やしてあげられるといいですね!
以上、「指先を使うこと」のお話でした。
次回は「おもちゃを選ぶ時のポイント」について、山口先生から聞いたことをまとめてみたいと思います。
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