ハピトマの育児ブログ

4歳と1歳の母によるブログ。日々髪を振り乱しながら育児しています。

【子供に教えたいこと】食品廃棄物(食品ロス)の現状と私たちができる小さなこと

こんにちは!

1歳児育児中のハピトマです。

 

最近ニュースでもよく話題になっている「食品廃棄物」。

食品ロスとか、フードロスなんて呼ばれることもありますね。

食品廃棄物とは、売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの食料のことです。

手つかずの恵方巻やクリスマスケーキが大量に捨てられている映像をニュースでよく見かけますよね。

本当に心が痛みます。

 

最近は企業でも少しずつ食品廃棄物を減らす努力がされ始めていますが、これは外食産業やコンビニに限ったことではありません。

”もったいない”を減らすために、私たち一人一人にもできることがあるんです。

1人1日お茶碗1杯分を捨てている日本

日本では1年間に632万トンの食品廃棄物があると言われています。

日本人一人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分(約136g)の「まだ食べられる食料」を捨てているということになるそうです。

世界中で飢餓に苦しむ人への食糧支援が年間で約320万トン(平成26年)ですので、日本ではその倍近い食料が捨てられているということになります。

その半数は家庭から

レストランやコンビニでの話でしょ?と思った方もいるかもしれません。

ですが、632万トンのうち約302万トンは家庭から出た食品廃棄物なんです。

食品廃棄物

(出典:政府広報オンライン

賞味期限が少し過ぎたから、食べきれなかったからといった理由でこんなにもたくさんの「まだ食べられる食料」が捨てられているんですね。

家庭から出る生ごみの2割は手つかずのもの、そのうち4分の1は賞味期限前にもかかわらず捨てられたものなんだそうです。

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私が普段心掛けていること

飽食の時代とは言え、世界中で飢餓に苦しんでいる人は大勢います。

国連WFPによると、世界で8億1,500万人(世界人口の9人に1人)が毎晩空腹のまま眠りについているとのことです。

そんな現状がありながら日本では毎日大量に食料が捨てられているなんて、本当にもったいないですよね。

私たち一人一人のちょっとした心掛けで、食品廃棄物は減らすことができます。

賞味期限が近いものから買う

スーパーで買い物をする時、奥から商品を取ったりしませんか?

買うなら新しいもの、新鮮なものがいいですもんね。

私も3年ほど前まではそうでした。

子供の頃から親にそう教わってきましたし、大人になっても何の疑問も感じずにずっとそうしてきました。

ですが、手前に置いてあった賞味期限の近い食品は、その後どうなるでしょう・・・?

みんなから避けられて、売れ残ってしまったものはそのまま「食品廃棄物」となりますよね。

まだ食べられるのに・・・。

そんな「もったいない」を一つでも減らすために、私は賞味期限が近いものから買うようにしています。

しばらく保存したいものなら新しいものを買いますが、今日明日に食べるものであれば、賞味期限が翌日の食品でも全く問題ありません。

賞味期限は多少過ぎても食べる

かつての私は、賞味期限が一日でも過ぎればすべて捨てていました。

もったいないですね・・・。

賞味期限とは、「おいしく食べることができる期限(best-before)であり、この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではない」という意味です。

政府広報オンラインより)

つまり、味は多少落ちるかもしれないけれど食べても健康上問題はないということ。

賞味期限が過ぎる前に食べきれるのがいちばんですが、多少過ぎてしまったとしても捨てずに食べることで、食品廃棄物の減少につながります。

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必要以上に買わない

私の実家の冷蔵庫は常にパンパン。

奥に何が入っているのか全然見えません。

たまに探ってみると、賞味期限が何年も過ぎたような食材が出てきてびっくりすることもあります。

そういうご家庭って少なくないのではないでしょうか。

我が家の冷蔵庫はというと、いつもスカスカです。

作り置きしたものと、3日以内くらいに使う食材、飲み物、マヨネーズ類やバターくらいしか入っていません。

スーパーへ買い物に行くとついついあれもこれも買ってしまいがちですが、買う前に本当に必要かどうか一度考えてみるようにしています。

「小松菜が安いからお味噌汁にしようかなぁ・・・でも家にあるほうれん草で代用できるなぁ。」

とか

「お弁当用にブロッコリー買おうかなぁ・・・でも家にインゲンがあるんだった。」 

とか、結構考えてみると家に余っているもので十分だったりするんです。

安売りでたくさん買った場合は、上手に冷凍保存ができるといいですね。

食品ロス フードロス

(出典:政府広報オンライン

皮や芯もできれば食べる

お野菜の皮や芯って捨ててしまいがちですが、結構食べられます。

それに栄養価も高いので、食べないともったいないんです。

一例を挙げておきますね。

 

人参の皮

人参の皮にはβカロテンが豊富に含まれています。

我が家では、人参は基本的に皮を剥かずにそのまま使っています。(子供の分はできるだけオーガニックにしています。)

 

ブロッコリーの茎

ブロッコリーの茎の部分は、つぼみの部分よりもビタミンCとカロテンが多く含まれています。

外側の固いところを取り除き、きんぴらにしたりスープに入れたりすると美味しいです。

 

キャベツの芯

キャベツの芯は、葉の部分よりビタミンやカリウムなどが倍ほど含まれています。

我が家では刻んでスープやお味噌汁に入れることが多いです。

刻まなくてもよく煮込めば柔らかくなりますので、ポトフなどもよく作ります。

 

いかがでしたでしょうか。

どれも全然難しいことではないですよね。

我が子はまだ1歳ですが、もう少し大きくなったら食料の大切さを教えていきたいなと思っています。

そして、当たり前のように食料を大切にする大人になってくれたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!