ハピトマの育児ブログ

4歳と1歳の母によるブログ。日々髪を振り乱しながら育児しています。

100%天然由来の「ビーズワックスラップ」でプラレス生活!プラスチックの危険から子供を守りたい!

こんにちは!

1歳児育児中のハピトマです。

ご訪問ありがとうございます。

 

皆さんは「ビーズワックスラップ」というものをご存知でしょうか?

「蜜蝋(みつろう)ラップ」とも呼ばれるようですが、ビーズワックスラップとは、布(コットン)に蜜蠟とオイルなどを浸み込ませたラップのことです。

ふつうのラップと同じように食品を直接包んだりお皿やボールに蓋をすることができ、水で洗えば繰り返し使用することができます。

 

今日はより多くの方に是非使ってもらいたい「ビーズワックスラップ」についてご紹介したいと思います。

abeego®のビーズワックスラップとは

冒頭で申し上げた通り、ビーズワックスラップとは布(コットン)に蜜蠟とオイルなどを浸み込ませたラップのこと。

日本では馴染みがなく、検索してもそんなにたくさんのメーカーは出てきません。

今回私が購入したのは、abeego®(アビーゴ)のビーズワックスラップ。

 

ビーズワックスラップ 天然素材

 

カナダ生まれの「abeego® ビーズワックスラップ」は、オーガニックコットンと麻で作られた生地を、ミツロウ、天然樹脂、オーガニックホホバオイルでコーティングした100%天然素材のラップです。 

abeego ラップ

(出典:abeego®公式ホームページ

野菜、パン、チーズ、くだもの、おにぎりやサンドイッチなどの食品を直接包んで保存したり、ボウルやお皿に蓋をすることができます。

ある程度かたさがあり、折り曲げるとその形をキープしてくれるので、袋状にしておやつを持ち歩くことも可能です。

抗菌性と保湿性があり、食品が程よく呼吸をすることで、食品の栄養素や鮮度の持ちが良くなります。

 

冷水で洗えば繰り返し使うことができ、なんと1年間程度使用可能なんだそう。

どのメーカーもお値段はちょっと高め(abeego®だとミディアムサイズ3枚で2,700円)なんですが、ラップや保存袋を頻繁に買うと思ったら、コスパ的にそんなに変わらないかもしれません。

 

また、天然素材なので、使用後は土に還って堆肥にもなります。

ゴミが一切出ないラップなのです。

 

サイズは4種類あります。

  1. スモールサイズ・・・18cm×18cm
  2. ミディアムサイズ・・・25cm×25cm
  3. ラージサイズ・・・33cm×33cm
  4. ジャイアントサイズ・・・33cm×61cm

ジャイアントサイズはフランスパンやネギなどの細長いものを包むのに最適です。

 

プラスチックの危険性から子供を守る

ビーズワックスラップを買おうと思ったいちばんのきっかけがコレです。

 

とあるきっかけでプラスチックの危険性について色々と調べたのですが、いろいろな化学物質からできているプラスチックは、私たちの健康に害をもたらす危険性があるという記事がたくさん出てきました。

ネットの記事なのでどこまでが真実か分かりませんが・・・。

色々と読んだ記事をざっくりまとめると、

  • プラスチックは長く使うことで化学物質が溶け出し、触れている食品に移ってしまう場合がある。
  • 劣化や加熱(食洗器や電子レンジなど)によってそれは加速する。
  • 油や酸性の強いものを保存すると溶け出しやすい。
  • 溶け出したプラスチックを摂取すると、ガン、生殖機能の低下、子供のADHAや学習障害うつ病、中枢神経障害、アレルギー、アトピーなどを誘因することが報告されている。
  • 母乳にも混じってしまう。

 

何と恐ろしいプラスチック・・・。

 

欧米ではBPAビスフェノールAという有害な化学物質が含まれていないことを示す、BPA Free」と書かれたプラスチック製品をよく目にしますが、日本ではほとんど馴染みがありません。

海外に比べて日本はかなり遅れているようです。

さらにBPA Freeであっても危険性が残るという話もあります。

 

私たちの身の回りにはプラスチックが溢れていますよね。

食品関連だけでも、ラップ、保存袋、お弁当や総菜の容器、お肉やお魚のパック、パンやお菓子の袋、ペットボトル、家で使うタッパーや食器などなど・・・

もう避けようがないといった感じです。

 

全てのプラスチックが有害かというとそうではなく、安全に使用できるものあるようなのですが、長くなるのでここでは割愛します。

詳しく知りたい方は是非調べてみてください。

 

参考にさせていただいたサイトの一部↓

Love Life style|私がプラスチックを避ける理由

海外の大手新聞やメディアでも報道される程の食品ラップの害

プラスチックの化学物質「BPA」って?避けるための6つの方法 | プラなし生活

 

ラップジッパー付きの保存袋もプラスチックです。

ラップや保存袋で長期間保存したり、そのまま電子レンジでチンしたり・・・。

我が家ではこれまで当たり前のよう多用していました。

もちろん子供(1歳10カ月)のごはんもです。 

 

自然食品やらオーガニック野菜やらうるさく言っていた私ですが、ここはノーマークでした・・・。

 

残った野菜やフルーツはすべてラップで包んでいましたし、ラップに包んだごはんやプラスチックの容器に入れたおかずをそのまま電子レンジでチンしていました。

熱々のごはんをラップに乗せたり、ミートソースのような油分の強いものを保存袋に入れたり、何の疑問も持たずにこれまでやっておりました。

子供のごはんも、大人のごはんも。

 

家族の健康を守るため、今後はラップやプラスチックの保存袋は極力使わないようにして、できる限りビーズワックスラップやガラス製の保存容器で保存することにしました。

 

もちろん、正しく使えばラップも保存袋も便利なものですから(例えば、必要以上に温めない、油分の強いものを直接包まないなど)、完全に悪であると言いたいわけではありませんので悪しからず><

 

プラゴミを削減する

ラップやジッパー付き保存袋って基本的に使い捨てですよね。

プラスチックごみは一部はリサイクルされますが、ほとんどが埋め立て地へ、もしくは海へ流されています。

最近、海岸に大量のプラスチックごみが漂着したというニュースや、陸揚げされたクジラの死体から数十キロのプラスチックが発見されたなんてニュースも話題になっていますよね。

 

ラップや保存用袋は薄くてあまりかさばらないように思いますが、世界中でたくさんの人が毎日使い、捨てていると考えたらかなりの量になるはずです。

 

一方でビーズワックスラップはプラスチックではありませんので、ラップや保存袋の代わりに使えばプラスチックごみの削減につながります。

 

また、冒頭でも述べた通り、使用後は土に還って堆肥にもなりますので、ごみは一切出ません。

出るとしたら外箱(紙)に貼ってあるシールくらいでしょうか。

 

より多くの人がビーズワックスラップを使うことで、深刻な環境問題のひとつであるプラスチックごみが減ることに繋がるのです。

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食品の栄養素と鮮度の持ちをよくする

abeego®による商品説明を見る限りでは、これがいちばんの「ビーズワックスラップのメリット」とされているようです。

 

ビーズワックスラップは一般的なラップとは違い、程よい通気性、保湿性、そして抗菌性により、包んだ食品の栄養素と鮮度の持ちを良くしてくれます。

 

また、食べ物に含まれる生きた栄養素や酵素を取り入れる食事法、「リビングフード」の摂取をより効果的に実践できるのもビーズワックスラップの特徴。

この「リビングフード」というのは今世界中で注目されているらしいのですが、”生きている”酵素を摂取、つまり”リビングフード”を食べて健康的で生き生きとした生活を送りましょう、というもの。

 

ビーズワックスラップで果物や生野菜を包み、保存することで、鮮度を保ち、より効果的に酵素を取り入れることができます。

 

食品廃棄を減らす

鮮度を長く保つことができる、ということは、お野菜などが腐りにくいということです。

その結果、食品を腐らせて無駄にしてしまうことを減らせます。

冷蔵庫にくたくたになってしまったほうれん草や、しなしなで柔らかくなってしまった人参はありませんか?

安売りでたくさん買っても結局捨てることになってしまってはとてももったいないです。

 

ビーズワックスラップ 天然素材

 

これは購入してから1週間くらい経ったオクラ。

ビーズワックスラップに包んで野菜室に保存してありました。

オクラって2,3日もするとしなしなしてきますよね。

ですが、ご覧の通り、1週間経ってもピンっとかたいままでした!

若干の黒ずみは出たものの、味や鮮度には問題なさそうです。

 

ビーズワックスラップのデメリット

健康を守り、エコで食品廃棄も減らしてくれるビーズワックスラップですが、デメリットもあります。

挙げてみると結構多いです。

デメリットだけを見ると「これは使いにく過ぎる・・・」と思うかもしれませんが、それ以上のメリットがありますので、私は使う価値が十分にあると思っています。

デメリットというよりも、使う際の注意点として読んでいただければと思います。

温められない

ビーズワックスラップは温められません!

温めるとオイルや蜜蝋のコーティングが溶けてしまうので、電子レンジはもちろん不可、お湯をかけたり、直射日光を当てることもできません。

熱々のおにぎりを包んだり、熱いものが入ったお皿にラップをすることもできないので、包む場合は冷ましてからになります。

 

こう聞くとちょっと面倒くさそうですよね・・・。

私も最初はそう思っていました。

 

ですが、食品を温める時は陶器やガラス容器に移して電子レンジに入れたり、お皿に蓋をしたいときは平たいお皿などで蓋をするクセを付けたら、

「なんだ、ラップなんていらないじゃん。」

というシチュエーションが増えた気がします。

ビーズワックスラップ 天然素材

我が家の冷蔵庫内

何でもかんでもラップに頼っていましたが、無駄に使ってプラゴミを増やしていたんだな―と実感しました。

 

生肉や生魚には使えない

お肉やお魚をすぐに使わない時、ラップに包んで冷凍庫へ、なんてよくあるシチュエーションですよね。

ですが、残念ながら生肉や生魚を直接包むことは勧められていません。

 

注意書きには、

「生肉等については皿等に載せ、直接触れない様にしてください。」

と書いてありました。

 

1歳未満の子供には使えない

蜜蝋(みつろう)からできているビーズワックスラップは、1歳未満のお子さんには使用できません。

蜜蝋とは「ハチの巣の原料」となるものであり、ハチミツとは異なりますが、ボツリヌス菌の心配がないわけではありません。

 

abeego®による注意書きには、

「ミツロウを使用している為、1歳未満乳児に直接・間接的に使用しないでください。」

と書いてありました。

 

中性洗剤が使えない

洗う際は冷水で洗うか、汚れが気になる場合はアルコールフリーの洗剤を使って洗う必要があります。

いちばん多く出回っているであろう中性洗剤にはアルコールが含まれており、ミツロウが溶けてしまうんだそうです。

アルコールフリーの洗剤なら、フロッシュ®が安くてオススメです。

 

冷凍にはあまり向かない

ラップに包んで冷凍庫に入れたいところですが、冷凍すると劣化が早まるためあまり向いていないようです。

abeego®の注意書きには一応、「冷凍庫での使用は約1か月までであれば可能です」と書いてありましたが、他のメーカーのビーズワックスラップでは冷凍はしないようにと書かれてあるものもあります。

 

我が家ではいつも炊いたご飯をラップに包んで冷凍していたのですが、それができない・・・。

ということで、急冷急加熱可能でBPAフリーのガラス保存容器(グラスロックスクエア小)を購入しました。

小さいですけど、軽くご飯一膳分がちょうど入る大きさです。

 

保管場所に困る

使っていない時の保管場所に地味に困ります・・・。

あまり小さく何度も折りたたむことは勧めないとされており、折っても二つ折りで保管するようにと書いてありました。

ですが、大きいものだと30センチ四方以上の大きさがありますし、食品を直接包むものなのであまり衛生的でないところに直に置くのはイヤです。

 

我が家にはビーズワックスラップが大小合わせて5枚ありますが、今のところ引き出しなどに保管するシチュエーションは出てきておりません。

常に使っているということです。

洗った後は、

ビーズワックスラップ 

こんな感じで室内に干して、乾いたらすぐに使います。

 

包んでみた!

実際に包んだ様子を少しご紹介したいと思います!

ビーズワックスラップは、使い始めは若干のべたつきがありますが、使っているうちに気にならなくなります。

また独特なニオイがしますが食品に移ることはありません。

決して嫌なニオイではなく、ハチミツの香りです。

 

ビーズワックスラップ

ハーフカットのキャベツです。

ラップのサイズは、ラージサイズ(33cm×33cm)です。

キャベツが結構大きかったのでちょっと無理があるかな・・・と思いましたが、

 

ビーズワックスラップ

余裕で包めました!

包んでからそっと全体を押すと、こんな感じでラップ同士がピッタリとくっつき剥がれません。

ほうれん草や小松菜などの痛みやすい葉物も、ラージサイズで包むことができます。

 

ビーズワックスラップ

こんなゴツゴツしたかぼちゃの切り身も、

 

ビーズワックスラップ

余裕で包めます!

これもラージサイズです。

 

お皿やボウルなど、さまざまな容器の蓋としても使用することができます。

一般的なラップだとちょっとくっつきにくい材質の容器やお皿でも、ビーズワックスラップならピッタリくっついてくれます。

 

ビーズワックスラップ 天然素材

 

まとめ

食品の栄養素や鮮度の持ちを良くしてくれて、プラゴミや食品廃棄の削減にもつながるビーズワックスラップ。

 

一般的なラップとは違い多少の不便さはあるものの、私たちの健康や環境を守ることにもつながるという大きな大きなメリットがあります。

 

皆さんも是非使ってみてはいかがでしょう?

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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